アメリカ人フォトグラファー、マーク・シュタインメッツによる作品集。1986年から90年に渡って思春期や10代を中心とした野球少年たちを撮影しており、彼らが試合中のグラウンドやベンチで野球に没頭している姿を見ることができる。作者が持つ独特の優しさやユーモア、ヒューマニズムが色濃くあわられており、繊細な自然光や詩的な描写が丁寧に写されている。92p 27x28cm ハードカバー 2015 English
「 6歳から13歳までの少年たち、あともう少し年上の子たちも写っている。シュタインメッツは、その年代の子たちの身体がどれほど出来上がっておらず居心地が悪いものだと覚えているに違いない。このシリーズの至るところでその感情移入を見つけることができる。洗練された動きや技術、必要とされる集中力を備えるには殆どの子供が若すぎるし、過酷なスポーツをプレイする中で、自分たちに素質があり、優れた野球選手であることに気づいた上で純粋に喜びを感じるにはまだ未熟過ぎる。飛ぶフライ球を追いかけて子供達が突っ込んでいく。ヒットを打つ技術を意識するよりもスイングをすることを意識する。 シュタインメッツは、グラウンドでプレイをする選手よりも、外側で出番を待っていたり休んでいる子達に注意を向けている。さらにマネージャーや、試合もしくは選手が好きでさもなければただ午後を楽しむために来ている観客にも興味がある。ハイタッチや『何考えているんだよ』と相手を責めるような瞬間も見逃さない。選手のあらゆる技術や品位の欠如も写真に収めてしまう。」― アン・タッカー
掲載のイメージや情報は発売前のリリース情報に基づいて制作する場合があり現物と異なる際は現物を優先させて頂きます。
こちらはShelfのオンラインストアのページです。実店舗の在庫、扱い商品については店舗へ直接お問い合わせください。
