洋書写真集とアートブックの専門店

No. 8304
Shomei Tomatsu
9,180円(税込10,098円)

 
戦後の日本を冷静に見守っていた東松照明(1930 - 2012)の写真は、20世紀後半の日本の写真を代表し、森山大道、荒木、中平卓馬に大きな影響を与えた。本書は、バルセロナのMAPFREでの大々的な回顧展に付随し、彼の最も有名な画像や未発表の作品を含む、豊かなビジュアルを解明し、彼が亡くなってから初めて出版される包括的な一冊である。彼の最も有名なイメージは、第二次世界大戦からの復興に苦しんでいた1950年代の人物や通りの風景の肖像画であり、その時代には米軍の存在感はいたるところにあった。東松の最も有名な写真は、1945年8月9日に長崎を荒廃させた核爆発によって奇妙な形をしたビール瓶を描いた、Melted Bottle, Nagasaki, 1961 であろう。アメリカの写真家・レオ・ルービンフィエン氏は、彼の長崎を「悲しい、嫌な事実」と表現し、「悲しみがあまりにも大きかったので、共感を表明したのは侮辱だった」と述べた。172p 28x24cm ハードカバー 2018 English

掲載のイメージや情報は発売前のリリース情報に基づいて制作する場合があり現物と異なる際は現物を優先させて頂きます。

こちらはShelfのオンラインストアのページです。実店舗の在庫、扱い商品については店舗へ直接お問い合わせください。