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Weegee and Naked City
ウィージーと1940年代マンハッタンの犯罪、群衆、騒々しいナイトライフの写真を収めた『ネイキッド・シティ』は一夜にしてそれまでのジャーナリズムのやり方を変えた。本書では2人の美術史家が異なる視点からウィージーと彼の本について議論する。ウィージーの写真あり方が彼自身の低俗な魅力といかに不可分であったか、当時の左派ジャーナリズムが写真家のビジョンの形成にどのように貢献したかが語られ、血まみれで扇情的な犯罪に満ちた写真が美術館に入っていった奇妙なプロセスが追跡される。
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