20世紀の写真家やアーティストに最も影響を与えた写真家の1人、ダイアン・アーバスが1956年から1962年という初期の7年間で撮った作品。100点以上収録された作品の多くは今回初めて展示・出版されるものでこれまで見ることができなかった。あまり知られていない50年代の作品には既に後のアーバスのスタイルの萌芽が感じられ、おもちゃの手榴弾を持った少年のポートレートに代表される1962年撮影の6インチフォーマットカメラによる作品群にはアーバスが35mmカメラからローライフレックスと移行する兆しが見られる。2016年夏秋にニューヨークのメトロポリタン美術館にて開催の展覧会のカタログとして出版されたヴォリュームある1冊。256p 29x24cm ハードカバー 2016 English
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