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Moriyama, Daido 森山大道

写真家を志す人の避け得ない通過儀礼とまで言われる程、圧倒的な影響力を残してきた写真家。1938年大阪生まれ。グラフィックデザイナーを経て、写真家の岩宮武二、細江英公に師事し、63年に独立。68年最初の写真集『にっぽん劇場写真帖』を発表。「アレ、ブレ、ボケ」と形容される荒々しい写真表現で60年〜70年代の日本の写真界の先端を突き進んだ。『写真よさようなら』(72)など写真そのものを突き詰めた姿勢は後続の写真家に多大な影響を与えた。しばらくのスランプを経た後、80年代に入って雑誌「写真時代」などを舞台に再び、最前線に復帰しより多彩な展開を見せる。90年代には、ヒステリックグラマーからの一連の写真集で、コマーシャルな人気も火がつき、もはや前衛ではなく巨匠となっている。98年ニューヨーク・メトロポリタン美術館、2003年パリのカルティエ現代美術館での個展など、世界的評価も高い。ラジカルな写真表現、グラフィカルな画面構成ばかりに注目が集まっているが、『仲治への旅』『宅野』といった隠れた本質を醸し出す情感を持った名作もあるなど、その世界は、膨大な作品量と同じく幅広く、今なお、ものすごい勢いで出版され続けている。(柳 喜悦)

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