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Salgado, Sebastiao セバスティアン・サルガド

1944年、ブラジル生まれ。法律と経済学を学んだ後、ロンドンの国際コーヒー機構の職員としてアフリカで調査活動にたずさわるうち、写真家に転身。干ばつの被害を追ったルポルタージュなどで実績を重ね、84年に写真家集団マグナムの正式メンバーとなって国際的フォトジャーナリストとして知名度を高める。社会的困難を抱えたアフリカ、中南米、東南アジアの現場へ積極的におもむき、貧困や紛争の中で生きる弱者に懐深く入り込んで取材。問題の核心へ知的な光を当てつつ、マクロな史観をもってスケール大きく描く写真はアート界からも賞賛を集め、90年の湾岸戦争では燃えさかる油田火災などの地獄絵図を伝えて物議を呼んだ。肉体労働者たちを描いた『Workers』('93)など写真集の力作も数多い。(金子義則)

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